第39回 ISOC-JP ワークショップ
第39回となる今回のワークショップは、「Security for AI と AI for Security を考える」をテーマに開催します。
リスクのない技術は存在しません。今やインターネットのない社会は考えられませんが、サイバーセキュリティや災害・故障のリスクには常に晒されており、また常時接続が当たり前になったが故の社会心理学的な課題も顕在化しています。
昨今大きく進化を遂げている生成AIについては、リスクがさらに多元化・複雑化しています。技術者コミュニティとして、様々な観点からリスクを把握し、ガバナンスのあり方を共有していく必要があると思います。また、攻撃者がAIを使うことが当たり前になったとき、ただでさえ人材不足と言われるセキュリティの世界で企業はどう対処すればよいのでしょうか。
そこで今回のワークショップでは、生成AIに伴うリスクやガバナンスの在り方、そしてサイバーセキュリティのAI活用についてお話しいただくため、シスコシステムズの 平田 泰一さんをお招きしております。平田さんは、AI脆弱性診断などを提供し、昨年シスコに買収された Robust Intelligence の日本市場立ち上げを主導されました。買収後は Security for AI(AIの安全性) の分野でご活躍されAIガバナンス協会でも活動されています。そして、現在は Cisco Foundation AI という AI for Security(セキュリティのためのAI) に特化したLLMの研究開発チームにて、日本チームを率いていらっしゃいます。
今回できるだけインタラクティブなセッションにするために、事前にご質問をお受けしたいと思います。全てを取り上げることはできないかもしれないのですが、ご質問や取り上げたい論点をぜひお寄せください。(ご登録いただくと、ご質問・コメントを入力していただくフォームのリンクが表示されます。)簡単に答えの出る問いではないからこそ、ぜひ皆で議論を深めたいと思います。
■ 日時
2026年 01月 19日(月) 19:00~20:45 (開場 18:30)
■ 主催・企画
Internet Society日本支部(ISOC-JP)
協力:JPNIC
■ 会場 さくらインターネット東京支社 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-20-1 住友不動産西新宿ビル 32F Googlemap
■ 参加費 無料
■ 定員 50名
■ 参加申込ページ https://isoc-jp.connpass.com/event/377800/
■ プログラム
AI for Security と Security for AI を考える
講師:平田 泰一(Cisco Systems)
■ 資料 TBD