BACK
|ISOC-JPワークショップ,各種活動
第十回 ISOC-JP ワークショップ / 10th ISOC-JP Workshop
開催報告
第十回ISOC-JPワークショップを2015年10月13日に開催しました。11名(関係者含む)の皆様に参加頂きました。
当日使用した資料および参照資料
- {{ref 20151013-10th-ISOC-JP-Workshop-okutani.pdf}}
- IANA監督権限移管統合提案についての背景・意義について(IGCJアドホック会議発表資料)
開催案内
日時
-
2015年10月13日(火) 18:30〜20:30
会場
-
話題
-
「グローバルなコーディネーショングループの活動について」
講師
-
奥谷 泉 様 (日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC))
内容
-
インターネットの維持のための各種活動ではグローバルなコーディネーショングループが数多く活動しています。そのグループには日本人も多く参加しています。本ワークショップでは、どのような活動があるか、活動した経験を通じて感じた事の説明を行います。
参加費用
-
無料
参加方法
-
事前の参加登録の必要はありません。当日会場へ直接お越し下さい。
その他
- 終了後、有志での懇親会を予定しております(実費)。
講師が関わっているコーディネーショングループとその概要
講師が参加された活動は次のようなものがあります。
-
CRISP Team (Consolidated RIR IANA Stewardship Proposal Team)
- CRISPは、米国商務省電気通信情報局(NTIA)によるIANA機能監督権限移管の発表に伴う、IANAが管理する三つの資源(番号資源(IPアドレス/AS番号)、プロトコルパラメーター、ドメイン名)の管理方針を検討する各コミュニティによる移管後体制の提案提出に関連した諸活動のうち、番号資源コミュニティの提案をとりまとめるチームです。講師はこのチームのChairを務められています。グループの概要は次のURLにあるJPNICが発行するメールマガジンにて解説されています。
- https://www.nic.ad.jp/ja/mailmagazine/backnumber/2015/vol1278.html
-
- Cross Community Working Group (CCWG) on Enhancing ICANN Accountability はICANNの説明責任向上のための施策について議論するグループで、米国商務省電気通信情報局(NTIA)によるIANA機能監督権限移管に関連する活動です。講師はこのグループの活動開始にあたって設立されたCharter Drafting TeamのメンバーとしてCharter(憲章)の文案検討の作成を行われました。憲章が決定して活動の開始後もメンバーとして加わり、積極的に活動されています。
-
IGF MAG(Internet Governance Forum Multistakeholder Advisory Group)
- IGFは、Internet Governance Forumの略称でインターネットガバナンスについて話し合う、国連管轄のフォーラムであり、MAGとはIGFの開催支援のために組織されたマルチステークホルダー諮問委員会を意味します。MAGは政府、産業界、学術/技術コミュニティ、市民社会の関係者によって構成されています。講師は2014年と2015年のMAGメンバーとして活動されています。IGFについては次の記事に解説があります。
- https://www.nic.ad.jp/ja/newsletter/No47/0800.html