2017 Asia-Pacific Regional Chapters Workshop (11/16-17) 報告
参加者: 三谷 公美
Internet Society アジア太平洋地域支部ワークショップ (11/16)
参加支部:フィリピン、インドネシア、インド(コルカタ、ムンバイ、トリバンドラム、デリー、チェンナイの5支部)、ネパール、韓国、太平洋諸島(ミクロネシア連邦)、スリランカ、バングラディシュ、アフガニスタン、日本、パキスタン イスラマバード、台湾、シンガポール、マレーシア (15カ国、19支部)
ISOCアジア太平洋地域の支部から、23人のISOC支部運営に携わるメンバーが集まり、
- Digital Divide
- Internet Ethics
- Internet Security
- Privacy & Trust
の4つのテーマに分かれ「今後にむけて ISOC は何ができるか」を、各国各地域の状況を共有しつつ、技術だけでなく政策の面からも議論しました。支部間の理解が深まり、今後のコラボレーションに向けた交流が始まりました。
https://twitter.com/satish_babu/status/931007975220588544
Building Trust in the Digital Economy: A Moving Target (11/17)
ISOC Online Privacy Workshopシリーズの一貫として開催されました。前日の参加者だけでなく、世界中の支部からISOCメンバーが集まり、以下のセッションを共有し、活発な意見交換が行われました。
- For Your Eyes Only: Designing for Privacy in the Age of Surveillance
- Big data, big breaches: Where’s the transparency?
- Moving the Needle on User-Centric Online Data Protection
- Trading Privacy for Access: Can Digital Natives Be Safe Online?
David Alfred氏の基調講演においては、「20年前と比較すると、ITと我々を取り巻く環境は大きく変化していること。"data を渡すことで、economy が動く" という時代になっていることを、我々は認識しないとならない」と、いうこと。
香港支部のChester氏からは、「我々はそろそろ Trust in the Design について真剣に取り組まないといけないということ。そのためには、全員がもっと集中し、注目し、手遅れになるまえに、学び、手がける必要があること」が、呼びかけられました。